汎用ポストプロセッサー EnSight

カタログ(PDF 約3.1MB)EnSightカタログ

開発元: 米国 Computational Engineering International, Inc.   http://www.ceisoftware.com

EnSightが扱うことができるデータ

EnSightフォーマットとソルバーの独自フォーマット

EnSightでは、データの読み込み機能のことを「リーダー」と呼んでいます。リーダーには、大きく分けて、EnSightフォーマットのデータを読み込むためのリーダーと、ソルバーの独自フォーマットのデータや標準フォーマットを直接読み込むためのリーダー(ダイレクト・リーダー)があります。
ソルバーによっては、ソルバーの独自フォーマットのデータのみを出力するもの、ソルバーの独自フォーマットに加えEnSightフォーマットのデータも出力できるもの(付属のツールでデータ変換するものを含む)があります。EnSightと各ソルバーとのインターフェースについては、EnSightのソルバー・インターフェース一覧(PDF)をご覧ください。また、主なソルバーについては、下記の「主なソルバーの出力結果の取り込み方」で紹介しています。
また、EnSightフォーマットには、EnSight Case Goldフォーマット、EnSight 6 Caseフォーマット、EnSight 5フォーマットの3種類があります。EnSight Case Goldフォーマットは最新のフォーマットで、他のデータ・フォーマットのデータと比べ、読み込み速度が速いという特徴があります。EnSight Case GoldフォーマットとEnSight 6 Caseフォーマットのデータは、下記のEnSightのファイル読み込みダイアログの「データ」タブにある「フォーマット」で「EnSight Case」(バージョン10.0以前では「Case」)を指定することで読み込むことができ、EnSight 5フォーマットは、「EnSight 5」を指定することで読み込むことができます。
また、ソルバーの独自フォーマットのデータ読み込みは、EnSight Case Goldフォーマットのデータ読み込みに比べて遅いです。データの読み込みを高速化したい場合は、ソルバーからEnSight Case Goldフォーマットのデータ出力が可能であれば、EnSight Case Goldフォーマットでデータを出力されることをお勧めします。

EnSightのファイル読み込みダイアログ

EnSightのファイル読み込みダイアログは、「簡易インターフェース」と「拡張インターフェース」の2通りの表示形式を選択できるようになっています(EnSightインストール後のデフォルトは、「簡易インターフェース」になっています)。EnSight起動直後のデータの読み込み、または、データの追加読み込みを行う場合は、選択されたファイルの拡張子によって、読み込むデータのフォーマットが自動で判別され、適切なリーダーで指定されたデータを読み込みます(EnSightが自動でフォーマットを認識できるものに限ります)。データの読み替えを行う場合は、現在読み込まれているデータのフォーマットが指定された状態になっています。異なるフォーマットのデータを読み込む場合は、「拡張インターフェース」を選択し、手動で「データ」タブにある「フォーマット」を変更する必要があります。「簡易インターフェース」には、さまざまな制限がありますので「拡張インターフェース」を利用されることをお勧めします。一度、「拡張インターフェース」が選択されると、EnSightを再起動しても「拡張インターフェース」が選択された状態になります。また、ファイル・フォーマットによっては、ファイルを選択した時に、自動的に「簡易インターフェース」から「拡張インターフェース」に変わる場合があります。


「簡易インターフェース」について
「簡易インターフェース」は、読み込むデータ・ファイルを選択し、全てのパートを読み込むようになっています(右上図)。また、EnSight起動直後のデータ読み込み、または、データの追加読み込みを行う場合は、読み込むデータのフォーマットが何になるかを意識する必要がありません。ファイルの拡張子から自動でフォーマットが判別されますので、素早く簡単に操作することができます。ただし、異なるフォーマットのデータに読み替えたい場合は、「簡易インターフェース」では対応できません。「拡張インターフェース」を選択し、手動で「データ」タブにある「フォーマット」を変更する必要があります。
EnSightが認識できる拡張子の中には(.datや.resなど)、複数のフォーマットで使用されているものがあります。複数のフォーマットで使用されている場合は、フォーマットの選択用ダイアログが表示され、フォーマットを選択できるようになっています。また、一部のフォーマット(Nastran OP2など)では、利用できるリーダーが2種類ある場合があります。使用するリーダーの選択は、「簡易インターフェース」ではできません。「拡張インターフェース」を選択して、「フォーマット」の項目を変更してください。
また、各種リーダーには、フォーマット・オプションや時刻オプションがあり、さらにデータ読み込みの機能として、読み込むパートの選択や、表示形式の制御の機能もありますが、「簡易インターフェース」を用いた場合は、これらの指定ができません。これらのオプションを指定をする場合も「拡張インターフェース」をご利用ください。

「拡張インターフェース」について
「拡張インターフェース」には、「データ」、「フォーマットオプション」、「時刻オプション」の3つのタブが表示され、「パートを選択して読み込み」と「全パートの読み込み」と読み込み用のボタンも2つ表示されます(右下図)。「拡張インターフェース」も「簡易インターフェース」と同様に、選択されたファイルの拡張子から自動でフォーマットが判別されます。EnSight起動直後のデータ読み込み、または、データの追加読み込みを行う場合は、「データ」タブの「フォーマット」が「Unknown」になり、ファイルを選択するとファイルの拡張子から自動でフォーマットが判別されます。なお、手動で「フォーマット」を変更した後は、ファイルを選択しても自動で「フォーマット」の選択が変更されません。適宜、「フォーマット」を変更してください。さらに、読み込むデータ・ファイルを選択し、これらのボタンやタブ内での設定を使って、読み込むパートの選択やフォーマットの選択、フォーマットのオプションや時刻設定のコントロールができるようになっています。
「フォーマットオプション」タブ内でオプションの設定を変更した後、「オプションをデフォルト値として保存」ボタンを押すと、設定した値をデフォルト値として保存しておくこともできます。また、「時刻オプション」タブでは、開始するステップ番号の設定や、オリジナルの時刻に対して、時刻のシフト、オフセット、スケールの変更が行えます。
※SOS(Server of Server)機能を使用する場合は、SOS Caseファイルを読み込むためのオプションとして「SOSオプション」タブも表示されます。

主なソルバーの出力結果の取り込み方

上記以外のソルバーの出力結果については、EnSightのソルバー・インターフェース一覧(PDF)をご覧ください。

ダイレクト・リーダーのオプション

Fluentリーダー

読み込むデータ 説明
Fluent Caseファイル 拡張子が.cas、.cas.gzの形状ファイルを指定します。
時系列データを読み込む場合は、ファイル名のステップ番号の部分を「*」に置き換えて指定します。
Fluent dataファイル 拡張子が.dat、.dat.gzの解析結果ファイルを指定します。
時系列データを読み込む場合は、ファイル名のステップ番号の部分を「*」に置き換えて指定します。
拡張子が.cdat、.fdatの解析結果ファイルも、拡張子を.datに置き換えて指定することができます。
※Fluent 17.2は、EnSight Case Goldフォーマットの出力機能に不具合があります。ポリヘドラル要素を含むデータが、正しくEnSight Case Goldフォーマットのファイルに出力されません。このCaseファイルは、EnSightで読み込むことができません。この不具合は、Fluent 18.0で修正されています。EnSight Case Goldフォーマットでの出力は、Fluent 18.0以降をご利用ください。
オプション 設定値 説明
Set Measured ファイル名 EnSightのmeasuredデータフォーマットのファイルを指定します。
Measuredファイル(拡張子.mea)を選択し、「Set measured」ボタンを押してください。
Fluentのパーティクルデータがある場合は、そのパーティクルデータのファイルをEnSightのmeasuredデータフォーマットに変換し、measuredデータとして読み込むことができます。
Load Internal Parts オン/オフ Fluent Internal Partsを読み込む場合は、「オン」にします。
このオプションをオンにした場合は、全ての要素ボリュームを形成する全ての内部の壁面を表示します。読み込み速度とメモリー使用量をセーブするために「パートを選択して読み込み」ボタンを押して、見たいパートのみを読み込むことを推奨します。
デフォルトは、「オフ」です。
Use Meta Data Files オン/オフ メタファイルは、Fluentの各ファイルの中でキーとなる位置を指し示す情報を含んだファイルです。このオプションで、次回読み込み時の読み込み速度の向上のために、リーダーがこのメタファイルを出力することを許可します。
「オン」を選択されることを推奨します。
Load_M1_M2 vars オン/オフ Fluentの非定常流れでは、最後に""_M1""と""_M2""が付く変数があります。それらは、前の時刻と、それより前の時刻の変数の値をそれぞれ示します。 デフォルトは、「オフ」で、それらの変数は読み込まれません。 それらの変数を読み込むには、トグルを「オン」にします。
Load all cell types オン/オフ Fluentの要素は境界条件のフラグを持っています。 デフォルトでは、このトグルは「オフ」になっており、EnSightは境界条件が1の要素のみを読み込みます。トグルが「オン」の場合には、境界条件が0ではない全ての要素を読み込みます。例えば、境界条件が32(非アクティブ)の要素を元パートがある場合、デフォルトではEnSightはこのパートを読み込みません。トグルを「オン」にした場合は、このパートを読み込みます。 注)境界条件が0の要素を含むパートは、どちらの場合でも読み込まれません。
Poly to Regular Cell オン/オフ Fluentのポリヘドラル要素は、EnSightの起動を速くし、使用するメモリーを減らすために、一般的な要素(四面体、六面体、四角すい、または三角柱)に変換することができます。デフォルトでは、トグルが「オン」で、リーダーが一般的な要素に変換できる要素がないか、各ポリヘドラル要素をチェックします。またトグルが「オフ」の場合は、ポリヘドラル要素は変換しません。「オン」の場合は読み込みが少し遅くなりますが、変換可能なポリヘドラル要素が多数あるデータでは大きなメリットがあります。
Poly faced Hex to Poly オン/オフ より精細なhexメッシュに遷移するFluentのhex要素は、4つのquad4の面に分割されたquad4の面を単数または複数持つことがあります。例えば1つの遷移面を持つhex要素は、6つの完全な面と4つの分割面、トータル10個の面を持ちます。
トグルが「オン」の場合は、完全な面ではなく、分割された面が保たれ、要素はポリへドラル要素に変換されます。その結果、EnSightのパフォーマンスが低下し、メモリーの使用量が大幅に増えます。また、そのポリヘドラル要素は、Hanging Nodeを持ちます(次のオプションを参照)。
デフォルトでは、トグルは「オフ」で、そのhex要素を、4つの小さな要素に完全に連結したものではなく、それらに隣接した6面のhex要素に変換し、その結果、EnSightの隣接検索が遅くなるのを防ぎます。 デフォルトは、2つの内、より害が少ないと考えられるものになっています。
Fix Hanging Nodes オン/オフ いくつかのFluentのポリヘドラル要素と、ポリヘドラル要素に変換された全ての遷移hex要素は、Hanging Nodeを持っています。Hanging Nodeは、少なくとも3つの面で共有されていない節点です。Hanging Nodeを持つポリヘドラル要素は、隙間がないわけではなく、EnSightで実際に問題が発生する可能性があります。そのため、トグルを「オン」(デフォルト)のままにするのがベストです。実験的な目的のためのみに「オフ」にしてください。
Console Output このオプションは、コンソールへ出力されるメッセージの量を決定します。
Normal 通常、コンソールにエラーのみを出力します。
Verbose 「Normal」の出力に加え、データセット中のFluentの全てのパートについて、内部かどうか、スキップされるかどうか、どのパートにどの変数が定義されているか、そしてEnSightのパート番号を出力します。
Debug 「Verbose」の出力に加え、問題を認識し、レポートするために有効な詳細な出力とリーダーのルーチンが通る過程を出力します。
Time Values このオプションは、コンソールへ出力されるメッセージの量を決定します。
Use Filename Numbers ファイル名の最後の通し番号を読み込み、最初の番号を0として、その後の番号を昇順になるように調整します。例えば、ファイル名がfile4000001.cas, file4000004.cas,… , file4000020の場合では、タイムステップ0は、0.0、タイムステップ1は3.0、タイムステップnは、19.0のようになります。
Use Time Steps 「Use Time Steps」の場合は、タイムステップと時刻の値が同じです。例えば、タイムステップ0は、時刻は0.0、タイムステップ5は、時刻は5.0のようになります。
Read Time Values 「Read Time Values」の場合は、それぞれのファイルを開き、「flow-time」キーワードを使って実際の時刻を見つけます。この場合は、全てのファイルが開かれ、検索されることに注意してください。失敗した場合は、「Calc Const Delta」がデフォルトになります。
Calc Const Delta 「Calc Const Delta」の場合は、「physical-time-step」キーワードを使って1つのファイルから時刻幅を読み込み、時刻幅と調整されたファイル名の番号の掛け算によって時刻の値を計算します。失敗した場合は、「Use Filename Numbers」がデフォルトになります。
  いくつかの計算(例えば流跡線)では、時刻の値が正しく設定されている必要があります。タイムステップが一定間隔の場合は、「Use Time Steps」を選択し、リーダーの「時刻オプション」タブ内で時刻のスケールを調整できることを覚えておいてください。もしタイムステップが一定間隔ではなく、ファイルの番号が時刻に比例しているのであれば、「Use Filename Numbers」を選択し、リーダーの「時刻オプション」タブ内で時刻のスケールを調整することができます。

OpenFOAMリーダー

読み込むデータ 説明
controlDictファイル systemフォルダー内にあるcontrolDictファイルを指定します。
OpenFOAMの分割ファイル(並列計算結果のファイル)は、通常起動したEnSightで読み込む方法と、EnSightのSOS(Server of Servers)という並列分散処理機能を利用して読み込む方法の2通りがあります。(SOS並列分散処理機能は、EnSight HPC/VRでのみ利用可能です。)
通常起動したEnSightでの分割ファイルの読み込みは、EnSight 10.0から対応しています。この場合は、OpenFOAMの分割ファイルは、共有ディスク上に各ファイルが存在していなければなりません。また、読み込では、systemフォルダー内にあるcontrolDictファイルを指定します。このファイルを指定すると、EnSightは、分割ファイルをシーケンシャルに読み込み、自動的に必要なファイルを読み込んで合成し、分割されていない1つのデータとして扱います。
一方、OpenFOAMの並列計算結果をSOS並列分散処理機能を利用して読み込むについては、「OpenFOAMの並列計算結果の読み込み」を参照してください。
オプション 設定値 説明
Set measured ファイル名 Measuredファイルを選択し、「Set measured」ボタンを押してください。
Include ElemSet Parts
Generate Wall Parts
この2つのオプションは、STAR-CD,Star-CCM+リーダーと同じです。
StarCD, Star-CCM+リーダーのオプションを参照してください。
Generate Wall Parts オン/オフ 2次元面のパートを作成する場合は、「オン」にします。
デフォルトは、「オン」です。
Include between processor surface オン/オフ このトグルが「オン」で、並列計算の結果の場合、プロセッサー間のサーフェスはパートとして作成されます。
デフォルトは、「オフ」です。
Check and cap infinite results オン/オフ このトグルが「オン」で、32-bitのサイズの制限を超える(無限大の値[inf」となる)値がファイルに存在する場合、それらの値は制限値未満の値で上書きされます。
デフォルトは、「オフ」です。
Regular Part Creation Conversion
Var naming convention
Element Vars as
この3つのオプションは、STAR-CD,Star-CCM+リーダーと同じです。
StarCD, Star-CCM+リーダーのオプションを参照してください。

Software Cradle FLDリーダー

読み込むデータ 説明
fldファイル 拡張子が.fldのファイルを指定します。
オプション 設定値 説明
Simplify reading sequential FLD files オン/オフ 時系列データを読み込む場合に、ファイルの中の形状や変数データのアドレスを取得して、各ステップのデータの読み込みを高速化します。
このオプションは、時系列のデータで、ステップの途中で形状が変化しない場合や変数の数が変わらない場合にのみ使用できます。。それ以外のデータの場合に「オン」にすると、データを読み込むことができません。
デフォルトは、「オフ」です。
Make group of parts オン/オフ 未定義領域のパートをグループ化して、パートリストに表示します。
デフォルトは、「オン」です。

Star-CD CCMリーダー

読み込むデータ 説明
ccm, ccmg, ccmpファイル 拡張子が.ccm、.ccmg、.ccmpのいずれかのファイルを指定します。
.ccmgファイルは形状のみを含むデータです。.ccm、.ccmpは形状と解析結果を含むデータです。
注).ccmpファイルが形状データを含んでいない場合は、読み込むことができません。
ccmtファイル 時系列のデータの場合に指定します。
例えば、star1.ccmt、star2.ccmt、star3.ccmt、…のような複数の.ccmtファイルがある場合、star*.ccmtのように指定します。
または、各.ccmtファイルのファイル名が各行に書かれたテキストファイルを用意し、そのテキストファイルを指定します。このテキストファイルに記述するファイル名はフルパスを定義する必要はありません。定義されたファイル名の前にパスが追加され、そのパスのファイルを読み込みます。 例えば、/mydirにMULTIPLE_CCMTというテキストファイルを用意した場合は、/mydir/MULTIPLE_CCMTを指定します。この時、MULTIPLE_CCMTファイル内で定義された各ファイルは、/mydirフォルダ内にあると認識して読み込まれます。
オプション 設定値 説明
Set measured ファイル名 "Measuredファイルを選択し、「Set measured」ボタンを押してください。
このmeasuredファイルは、EnSightのプログラム($CEI_HOME/ensight100/translators/starcd_file33/file33_to_ensightparticles.c)を使って、File.33または.trkファイルから得られるファイルです。
Star-CD 3.x、4.xの.trk、file.33ファイルは、この変換プログラムを使ってmeasuredファイルに変換できます。ただし、Star-CD 4.16の.trk、file.33ファイルは変換できません。Star-CD 4.16は、EnSightのmeasuredファイルを直接出力できるようになっていますので、そちらをご利用ください。
なお、現在のところ、Star-CCM+で作成される.trkファイルは、EnSightでは扱えません。"
Include ElemSet Parts オン/オフ 定義されたElementセットを読み込みます。これらは、全ての要素のセットで、一般的には、全要素の論理的なサブセットです。
デフォルトは、「オン」です。
Generate Wall Parts オン/オフ 2次元面のパートを作成する場合は、「オン」にします。
デフォルトは、「オン」です。
Regular Part Creation Convention このオプションは、パートが以下の設定値に従って作成されます。
Use Part Id Part Idに従って作成されます(デフォルト)。
Use Property Id Property Idに従って作成されます。
Use Material Id Material Idに従って作成されます。
Var naming convention このオプションは、変数名の定義方法を指定します。
Use Content Field (if provided) Contentフィールドがある場合は、変数名は、Contentフィールドに定義されているものになります。もしなければ、VKI dataset nameにより定義されます。この設定がデフォルトです。
Use VKI dataset name 変数名は、(合理的に記述された)VKIの変数データセット名になります。
ElementVars as このオプションは、要素の値をどのように扱うかを指定します。
Single element values (要素中心、または要素節点の)要素の値が、要素毎に1つの値として定義され、要素毎の変数が作成されます。この設定がデフォルトです。
Averaged to node values (要素中心、または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけなしで節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは全体で平均化しますので、節点を共有している全てのパートは、共有節点に影響を及ぼします。
Geom weighted average to node values (要素中心、または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけを使って節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは全体で平均化しますので、節点を共有している全てのパートは、共有節点に影響を及ぼします。
Ave to node values <by parts> (要素中心、または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけなしで節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは部分的に平均化しますので、全ての平均化はそれぞれのパートの中だけで行われます。
Geom weighted ave to node <by parts> (要素中心、または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけを使って節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは部分的に平均化しますので、全ての平均化はそれぞれのパートの中だけで行われます。

ABAQUS ODBリーダー

読み込むデータ 説明
ODBファイル ODBファイルを指定します。
下記のオプションは、EnSight 10.0.3(d)のABAQUS ODBリーダーに基づいています。 (このバージョンより、「Extrapolate Variables to Nodes」オプションが追加されました。)
EnSight 10.0.3(d)でABAQUS ODBリーダーでの応力や歪のデータの処理が改良され、ABAQUS付属のポストやI-DEASと同じ値を得ることができるようになりました。10.0.3(d)以降のバージョンを御利用されることをお勧めします。
「Extrapolate Variables to Nodes」をオンにすると積分点に定義された応力や歪のデータを節点に補間して読み込むことができます。
※ABAQUS ODBリーダーは、64ビット版のみ提供されています。使用するライブラリの関係で、32ビット版のリリースは中止されました。
※EnSight 10.1.2、10.1.4、10.1.5(a)では、ABAQUS ODBのデータ・ファイル名またはフォルダー名に日本語の文字が入っていると、EnSightがクラッシュする問題が発生します。データ・ファイル名およびフォルダー名に日本語の文字が入らないようにしてください。この問題は、次期バージョンで修正される予定です。
オプション 設定値 説明
Set measured ファイル名 Measuredファイルを選択し、「Set measured」ボタンを押してください。
Load Surface Sets オン/オフ トグルが「オン」の場合、全てのSurfaceセットを読み込みます。
デフォルトは、「オン」です。
Load Node Sets オン/オフ トグルが「オン」の場合、全ての節点セットを読み込みます。
デフォルトは、「オフ」です。
Load *ALL* Parts オン/オフ 単純にグローバルな要素マトリックスであるABAQUSのパートは、冗長な場合が多いです(例えば、E_ALLは全ての要素を含みます)。
トグルが「オフ」の場合、名前に「all」が付くパートの読み込みをスキップし、メモリと読み込む時間を節約します。
デフォルトは、「オフ」です。
Load FREQ STEP オン/オフ ODBファイルには複数ステップのデータを含むことがあり、その1つはモーダル解析です。トグルが「オン」の場合は、周波数のステップのみを読み込み、それ例外の全てのステップをスキップします。複数の周波数がある場合は、EnSightのタイムステップが、それぞれの周波数に対応します。
デフォルトは、「オフ」です。
Load Element Faces オン/オフ トグルが「オン」の場合は、ABAQUSデータで示されるFaceの仕様を用いて、Faceセットを含む3次元要素をもつSurfaceセットを2次元の要素に変換します。
デフォルトは、「オン」です。
Load internal decomposition parts オン/オフ トグルが「オン」の場合は、(ABAQUSソルバーの並列分割を示す)内部分割セットをEnSightのパートとして読み込みます。
デフォルトは、「オフ」です。
Load Analytical Rigid Surface parts オン/オフ トグルが「オン」の場合は、時系列として剛体面パート、3次元に押し出し可能な剛体の線分を読み込みます。これには、Pythonスクリプトを用います。
デフォルトは、「オフ」です。
Load History data オン/オフ トグルが「オン」の場合は、時刻歴の定数またはクエリとしてHistoryデータを読み込みます。
デフォルトは、「オン」です。
Interpolate History to Constants オン/オフ トグルが「オン」の場合は、外挿が必要なければ、History変数はEnSightの定数として補間されます。トグルが「オフ」の場合、EnSightの各タイムステップに対して時刻の値が正確に一対一で合うものがある場合だけ、History変数は定数として読み込まれます。
デフォルトは、「オフ」です。
Skip Last Frame if Suspect オン/オフ ABAQUSソルバーがクラッシュした場合、最後のFRAMEでもっともらしい様々な変数の値をダンプします。
トグルが「オン」の場合は、STEPの最後のFRAMEで疑わしい値をチェックし、もしそうなら読み飛ばします。トグルが「オフ」で、最後のFRAMEで疑わしい値がある場合は、各変数の値に0として扱われるNANが割り当てられます。
デフォルトは、「オン」です。
Smart Uniform Delta Time オン/オフ ABAQUS STEPには、定数値の(非常に小さい)Frameの値がある場合があります。Frameの値は、EnSightのタイムステップとして利用されます。そのため、時刻の値は、単調増加にならないかもしれません。その場合、EnSightはこれらのタイムステップを読み飛ばします。
トグルが「オン」の場合は、EnSightは、時刻刻み1.0を使って、選択されたABAQUS STEPを時刻の値に自動的に変換します。デフォルトは、「オン」です。
EnSightは自動的に時刻の値に変換するので、これは選択されたABAQUS STEPに対してのみ行われます。これらのリストは1つのABAQUS STEP:「*STEP PERTURBATION」、「*STATIC」のみを含んでいます。新しいSTEPが見つかると、リストに追加されます。単調増加ではない時刻の新しいSTEPが見つかった場合は、EnSightのサポートにサンプルのデータセットを添付してお問い合わせください。また、その回避方法は、全てのABAQUS STEPの中の全てのABAQUS Frameに対して、全てのタイムステップの時刻刻みを1.0にする「Uniform Delta Time」トグルをオンにすることです。
EnSightは自動的にODBの時刻の値を変換しているので、このトグルを「オフ」にすることにより、そのフレームの値をEnSightの中で、タイムステップの時刻として使用することができるようになります。
Uniform Delta Time オン/オフ ABAQUS STEPには、Frameの値がある場合があります。Frameの値は、実数値に変換され、EnSightのタイムステップとして利用されます。そのため、時刻の値は、単調増加にならないかもしれません。その場合、EnSightはこれらのタイムステップを読み飛ばします。
このトグルが「オン」の場合は、EnSightは、時刻刻み1.0を使って、ABAQUS STEPをABAQUSのフレームの時刻に自動的に変換します。これはABAQUS ODBの時刻を全てのABAQUS STEPに変換するので、デフォルトで「オフ」です。
Extrapolate Variables to Nodes オン/オフ 要素中心や積分点、および要素節点の変数を節点に補間します。デフォルトは「オフ」です。
Use Section First/Last シェル要素には、各セクションの変数データがあります。リーダーは、最初のセクション、または最後のセクションのデータを使用します。 デフォルトでは、「First」で最初のセクションのデータを使用します。
Integration Point Average/Max/Min シェル要素は、それぞれいくつかの積分点の変数データを持っています。最大値「Max」、最小値「Min」、平均値「Average」のいずれかを選択します。
デフォルトは、「Average」です。
Console Output このオプションは、コンソールへ出力されるメッセージの量を決定します。
Normal 情報とエラーをコンソールに出力します。
Verbose 「Normal」より詳細な情報とエラーをコンソールに出力します。
Debug リーダーでの読み込みの段階的な経過を詳細な数値を伴って、コンソールに出力します。
None 出力しません。
Instance (1 to num)   インスタンスを選択します。デフォルトでは全て読み込みます。
STEP (1 to num) ステップ番号
(整数値)
ステップを選択します。デフォルトでは、全ての周波数ではないステップを読み込みます。
Shell Section (1 to num)   使用するシェルのセクションを選択します。
Starting Part Number (1 to num) パートの開始番号
(整数値)
読み込みを開始するパートを選択します。デフォルトは1で、全てのパートを読み込みます。

Ansys Resultsリーダー

読み込むデータ 説明
ANSYS Resultファイル 形状/解析結果ファイル(拡張子が.rst、.rth、.rfl、または.rmg)を指定します。
EnSight 10.0.3(b)でANSYSリーダーでの応力や歪のデータの処理が改良され、ANSYS付属のポストと同じ値を得ることができるようになりました。10.0.3(b)以降のバージョンを御利用されることをお勧めします。
Ansysリーダーには、データを読み込む時に使用する「開く」ダイアログの「フォーマットオプション」に、要素中心や積分点のデータを節点に補間するための「Element Vars as」オプションが付いています。このオプションで、「Averaged to node values」を選択すると積分点に定義された応力や歪のデータを節点に補間して読み込むことができます。
二次要素の中間節点の応力や歪のデータをANSYS付属のポストと同じ値にするためには、「Post Midside Node Averaging」オプションを「For per_elemnode vars only」または「For both types」に変更してください。
オプション 設定値 説明
Set measured ファイル名 Measuredファイルを選択し、「Set measured」ボタンを押してください。
Include ElemSet Parts オン/オフ 定義されたElementセットを読み込みます。これらは、全ての要素のセットで、一般的には、全要素の論理的なサブセットです。
デフォルトでは、「オン」です。
Include Face/Edge Parts オン/オフ 定義されたFaceとEdgeのセットを読み込みます。これらは全要素の中の特定のFaceおよび(または)Edgeの論理的なセットです。
デフォルトは、「オン」です。
Include NodeSet Parts オン/オフ 定義されたNodeセットを読み込みます。これらは一般的に上記のElement、Face、Edgeセットで必要とされる節点のサブセットです。従って、それらは一般的に独立したパートとしては必要とされませんが、作成することができます。
デフォルトは、「オフ」です。
Include local elem res comps (if any) オン/オフ 要素のローカル座標系で定義されたローカルな応力成分などを読み込みます。
簡単な例としては、要素の軸方向に引張や圧縮のみを持つ(トラス要素のような)Bar要素があります。そのような要素は、軸方向の応力変数を持ちます。
他の要素では、適切な結果の成分の変数を持ちます。
デフォルトは、「オン」です。
Include Tensor derived (VonMises, etc.) オン/オフ テンソルの結果に対して、以下の派生結果(主応力/歪み、と共通の破壊理論)のスカラーを計算します。
 Mean Equal Direct
 VonMises Min Principal
 Octahedral Mid Principal
 Intensity Max Principal
 Max Shear
デフォルトでは、これら9つが作成されます。作成する変数は、このトグルと下記の環境変数を使って制御することができます。 setenv ENSIGHT_VKI_DERIVED_FROM_TENSOR_FLAG n
 n = 1 Meanのみ
    2 VonMisesのみ
    4 Octahedralのみ
    8 Intensityのみ
   16 Max Shearのみ
   32 Equal Directのみ
   64 Min Principalのみ
  128 Mid Principalのみ
  256 Max Principalのみ
  512 全て
 または、これらの組み合わせ。例えば、VonMisesとMax Shearのみの場合は、18を指定します。
デフォルトは、「オン」です。
Regular Part Creation Convention このオプションは、パートを作成する時に使用するIDを指定します。
Use Part Id Part Idに従って作成されます(デフォルト値)。
Use Property Id Property Idに従って作成されます。
Use Material Id Material Idに従って作成されます。
Element Vars as このオプションは、要素の値をどのように扱うかを指定します。
Single element values (要素中心、積分点または要素節点の)要素の値が、要素毎に1つの値として定義され、要素毎の変数が作成されます。この設定がデフォルトです。
Averaged to node values (要素中心、積分点または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけなしで節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは全体で平均化しますので、節点を共有している全てのパートは、共有節点に影響を及ぼします。
Geom weighted average to node values (要素中心、積分点または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけを使って節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは全体で平均化しますので、節点を共有している全てのパートは、共有節点に影響を及ぼします。
Ave to node values <by parts> (要素中心、積分点または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけなしで節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは部分的に平均化しますので、全ての平均化はそれぞれのパートの中だけで行われます。
Geom weighted ave to node <by parts> (要素中心、積分点または要素節点の)要素の値が、形状による重みづけを使って節点において平均化され、節点毎の変数が作成されます。これは部分的に平均化しますので、全ての平均化はそれぞれのパートの中だけで行われます。
Post Midside Node Averaging このオプションは、上記のオプションによって要素の値が節点に補間される場合に、中間節点上の値の計算方法を指定します。
Off 両端の主節点の値を平均せずに、要素の値(積分点や要素節点の値を含む)から直接求めます。
For per_elem vars only (default) 要素中心の値に関して、両端の主節点値を平均して求めます。(デフォルト)
For per_elemnode vars only 要素節点および積分点の値に関して、両端の主節点値を平均して求めます。
For both types 要素中心、要素節点および積分点の値に関して、両端の主節点値を平均して求めます。
Var naming convention このオプションは、変数名の定義方法を指定します。
Use Content Field (if provided) Contentフィールドがある場合は、変数名は、Contentフィールドに定義されているものになります。もしなければ、VKI dataset nameにより定義されます。この設定がデフォルトです。
Use VKI dataset name 変数名は、(合理的に記述された)VKIの変数データセット名になります。
If Sections, which このオプションは、例えば、シェル要素のように1つの要素に同じ変数名で複数の値(シェル要素の表面の値と裏面の値)がデータ・ファイル内の異なるセクションに定義されている場合に、どのセクションの値を使って変数を作成するかを指定します。
First 最初のセクションを使用します(デフォルト)。
Last 最後のセクションを使用します。
Section Num(below) 下のフィールドで入力された番号のセクションを使用します。
Separate Vars per Section セクション毎に別の変数が作成されます。
If Sections Num, 1-based integer value セクション番号
(整数値)
Section Numを指定するために、前述のオプションが選択された場合は、変数を作成するために用いられるセクション番号となります。

MSC/Dytranリーダー

読み込むデータ 説明
DAT、ARCファイル DATファイル、ARCファイルのいずれかを指定します。
DATファイルを指定した場合は、そのフォルダーにある全てのARCファイルを参照して読み込みます。
任意のARCファイルを1つ指定した場合は、そのフォルダーにある同じパターンのARCファイル全てを参照して読み込みます。

【Dytranデータの読み込みに関する注意】
Dytranフォーマットのデータの読み込みは、そのフォーマットの構造上、EnSight内部でのデータ変換処理に非常に時間がかかります。そのため、読み込みに時間がかかってしまいます。
Dytranフォーマットのデータを、一旦、EnSightに読み込んだ後で、EnSightのCaseフォーマットで出力し、次回からは、その変換されたCaseフォーマットのデータを使用されることをお勧めします。
DytranフォーマットからEnSightのCaseフォーマットへのデータ変換方法については、「トラブルシューティング」の「Dytranデータの読み込みが遅い」を参照してください。
オプション 設定値 説明
Set measured ファイル名 Measuredファイルを選択し、「Set measured」ボタンを押してください。
Make vector vars from standard scalars オン/オフ トグルが「オン」の場合、既知の標準的なスカラー成分から自動的にベクトル変数を生成します。
デフォルトは、「オン」です。
例えば、トグルがオンの時は、スカラーXVEL、YVEL、ZVELから、変数名VELのベクトル変数が作成されます。
Load Time History Queries オン/オフ トグルが「オン」の場合、全てのXY時刻歴クエリ(そのフォルダーの中のTHSファイルの内容)を自動的に読み込みます。
デフォルトは、「オフ」です。
注意:これらのデータは、従来は、クエリ/プロットの機能で、「外部ファイルからの読み込み」を使って、各THSファイルから読み込む必要がありました。
このオプションがオンの場合は、クエリ/プロットの機能で読み込む必要はありません。

LS-DYNA3Dリーダー

読み込むデータ 説明
d3plotファイル d3plotファイルを指定します。最初のファイルを選択することで、全てのd3plotファイルが読み込まれます。
d3plotファイルを読み込むことができるリーダーは、「LS-DYNA3D」と「LS-DYNA3D_Beta」の2種類あります。ミーゼス応力/歪や主応力/歪等を自動的に計算する機能があるので、「LS-DYNA3D_Beta」を御利用されることをお勧めします。
以下では、「LS-DYNA3D_Beta」リーダーのオプションを説明しています。
オプション 設定値 説明
Set measured
Include ElemSet Parts
Include Face/Edge Parts
Include NodeSet Parts
Include local elem res comps (if any)
Include Tensor derived (VonMises, etc.)
Regular Part Creation Convention
Element Vars as
Var naming convention
If Sections, which
If Sections Num, 1-based integer value
これらのLS-Dynaリーダーのオプションは、「Post Midside Node Averaging」オプションがないことを除いて、基本的にはAnsysリーダーと同じです。
Ansysリーダーのオプションを参照してください。

MSC.Marcリーダー

読み込むデータ 説明
t16、t19ファイル t16ファイル、または、t19ファイルを指定します。
t16、t19ファイルを読み込むことができるリーダーは、「MSC.Marc」と「MSC.Marc - Legacy」の2種類あります。t16、t19ファイルを指定すると、「開く」ダイアログの「フォーマット」で「MSC.Marc」が自動で選択されます。この「MSC.Marc」リーダーでは、旧バージョンのリーダー「MSC.Marc - Legacy」にあった、データを読み込むとパートが1つにまとめられてしまうという問題が修正されていますので、「MSC.Marc」を御利用されることをお勧めします。
以下では、「MSC.Marc」リーダーのオプションを説明しています。
オプション 設定値 説明
Set measured
Include ElemSet Parts
Include Face/Edge Parts
Include NodeSet Parts
Include local elem res comps (if any)
Include Tensor derived (VonMises, etc.)
Regular Part Creation Convention
Element Vars as
Var naming convention
If Sections, which
If Sections Num, 1-based integer value
これらのMarcリーダーのオプションは、「Post Midside Node Averaging」オプションがないことを除いて、基本的にはAnsysリーダーと同じです。
Ansysリーダーのオプションを参照してください。

Nastran OP2リーダー

読み込むデータ 説明
OP2ファイル OP2ファイルを指定します。
OP2ファイルを読み込むことができるリーダーは、「Nastran OP2」と「Nastran OP2(beta)」の2種類あります。これらのリーダーは、「開く」ダイアログの「フォーマット」で切り替えることができます。
OP2ファイルを指定すると、「開く」ダイアログの「フォーマット」で「Nastran OP2」が自動で選択されますが、新しい「Nastran OP2(beta)」を御利用されることをお勧めします。
最新のNastran(NX Nastran 7.1等)のデータは、「Nastran OP2(beta)」のみが対応しています。以下では、「Nastran OP2(beta)」リーダーのオプションを説明しています。
Nastran OP2(beta)リーダーには、データを読み込む時に使用する「開く」ダイアログの「フォーマットオプション」に、要素中心や積分点のデータを節点に補間するための「Element Vars as」オプションが付いています。このオプションで、「Averaged to node values」を選択すると積分点に定義された応力や歪のデータを節点に補間して読み込むことができます。
EnSight 10.0.3(b)では、二次要素の中間節点の応力や歪のデータの補間方法が改善されています。I-DEASと同じ値にするためには、10.0.3(b)以降を御利用ください。
※OP2ファイルには、形状データが含まれていなければなりません。NastranからOP2ファイルを出力する際に、形状データもOP2ファイルに出力するようにしてください。
オプション 設定値 説明
Set measured
Include ElemSet Parts
Include Face/Edge Parts
Include NodeSet Parts
Include local elem res comps (if any)
Include Tensor derived (VonMises, etc.)
Regular Part Creation Convention
Element Vars as
Post Midside Node Averaging
Var naming convention
If Sections, which
If Sections Num, 1-based integer value
これらのNastran OP2リーダーのオプションは、Ansysリーダーと同じです。
Ansysリーダーのオプションを参照してください。